Octopressを入れてみた

今まで長いこと、レンタルサーバ(Inetd)に自分で入れたtDiaryを使って日本語ブログを書いてきたのだが、どうもバージョンを3.1.1に上げたあたりからNoMemoryErrorが頻出するようになり、記事の更新がうまくできずに困っていた。最新は3.1.4だが、やはりダメである。

おそらくはtDiaryのせいではなくて、レンサバのスペックがチープなのが問題なのではないかと思うのだが(今時まだレンサバなのかよという話もある)、いずれにせよtDiaryはそろそろ潮時かなという気分もあって、このところ他のブログ・プラットフォームを物色していた。当初はWordPressにしようと思い、準備もできていたのだが、Atsuya Takagiさんに

とか煽られてやばい汁が脳内で分泌されたので、Octopressをちょっと試してみる気になったのである。そういえば、いつの間にか\ay先生もOctopressに乗り換えていた。Ruby界隈では流行りなんですかね。私はRuby使いではないのでよくわかりませんけど…。

Octopressはいわゆる静的ブログ・システムだ。基本的にリクエストがあるたびにサーバ上でウェブコンテンツを生成する普通のブログ・システムと違い、コンテンツをあらかじめ手元で整形、生成しておいて、それをサーバにアップロードするという手続きを踏む。このタイプのものは昔からいろいろあるが、個人的には以前Nanobloggerというのを使ったことがあって、それなりに気に入っていた。なのでなんだか懐かしい感じですね。

インストールは若干ややこしいが、Debian向けにはHow to install Octopress on Debianが参考になった。実のところRuby 1.9xやbundlerを自前で入れる必要はない(ruby1.9.1やbundlerのdebを入れればOK)ので、あとは本家サイトのドキュメントを見ながらやっていけばそんなに苦労せず導入できると思う。

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