2015年度NPRジャズ批評家投票の結果が出た

2015年度の米NPR(National Public Radio)ジャズ批評家投票の結果が出た。ジャズ批評家147人にトップ10を挙げさせ、1位に10点、2位に9点…と点をつけて集計したもの。演奏やプロデュース、ライナーノーツ執筆等で批評家自身が直接関わっているアルバムは選外とするよう要請されている。なので、比較的ひも付きではない公平なチョイスになっていると思う。

第1位(タイ)Rudresh Mahanthappa「Bird Calls」

Bird Calls

第1位(タイ)Maria Schneider「The Thompson Fields」

Thompson Fields

第3位 Jack Dejohnette「Made In Chicago」

Made in Chicago

第4位 Kamasi Washington「The Epic」

The Epic [帯解説 / 国内仕様輸入盤 / 3CD] (BRFD050)

第5位 Vijay Iyer「Break Stuff」

Break Stuff

第6位 Henry Threadgill「In For A Penny, In For A Pound」

In for a Penny, in for a Pound

第7位 Mary Halvorson「Meltframe」

Meltframe

第8位 Steve Coleman「Synovial Joints」

Synovial Joints

第9位 Charles Lloyd「Wild Man Dance」

Wild Man Dance

第10位 Chris Lightcap「Epicenter」

Bigmouth-Epicenter

だそうで、先日私が挙げたトップ10からは5枚(これも良いよと言及したジャック・デジョネットのも入れれば6枚)が入選である。わたくしの審美眼も、グローバル・スタンダード(笑)に達しておりますかな。というか、今年は良いアルバムが多くて、不見転で買ってもあまりスカを引かなかったからよかったですよ。集計前の生データも見られるので、各批評家が他に何を挙げていたのかも分かって興味深い。

かぶっていないマハンサッパ、アイヤー、ライトキャップのも買ってはいたんだが、すっかり忘れていた。やはりアーティストが新作を出すなら年末ですね(責任転嫁)。この中では9位のチャールズ・ロイドのだけ買っていなくて、それはまあ、ロイドだからどうせ大したことあるまいという偏見のなせる技なのだが、反省しました。年末買って聞いてみます。当たり前だが、こうしてまとめて見ると見逃したアルバムが多いな…。とりまとめたフランシス・デイヴィスの総評を見ると、年代や人種、地域で、カマシ・ワシントンへの評価が分かれているらしいことが分かる。これはなかなか興味深いことで、後日改めて検討してみたい。

なお、11位以下も含めると、27位にRan Blake「Ghost Tones」、58位にMakaya McCraven「In the Moment」が入っている。マカヤ・マクレイヴンのはもう少し高く評価されても良いような気がするが…。先日の記事で言及したThe Bad Plus Joshua Redmanは12位。リイシューやラテン、ヴォーカルといった部門もある。

comments powered by Disqus